Marie Louise -5月にあいし-
Marie Louiseより1年ぶりにリリースされる本作。前作”Glun la“からの繋がりを強く感じつつも、より暖かく深い進化を続けている。
彼らとの付き合いもかなり長くなったが、まさか「形があるから、形でしか愛せない」と歌う日が来るとは。
Marie Louiseの2人と過ごしたここ10年は色んな形が変わっていった気がする。携帯の機種はもちろん、住む家、住む街、学校や仕事も全部変わった。言わずもがな京都GROWLYも無くなった。
その先で出せた答えが、”hate”じゃなくてその形を超越した“love”だったのか。
年を少しだけ取った今、この音源を聞いてそんな前向きな気持ちになれた。
形がなくなっても、離れていても。
Reviewed by Kai Yoshida
1. 5月にあいし
2. 水色の花
3. 10月はたくわえる